副業としても注目されているアフィリエイト、その仕組みと始め方について分かり易く説明します。
アフィリエイトとは？
アフィリエイトとは「成果報酬型広告」とも呼ばれているインターネット広告手法の一つです。
企業が販売したい商品やサービスがあるとします。その企業は自社サイトや広告などで拡販は当然していますが、さらなる拡販を狙いASP（アフィリエイトサービスプロバイダ）を介して他人が作ったサイト（個人のブログやSNS含む）にも自社広告を載せてもらいます。企業は仲介してくれたASPには手数料を支払い、広告を載せたサイト主は成果に応じた報酬を受け取れる・・という仕組みです。
アフィリエイトの種類
成果報酬型
ユーザーがアフィリエイト広告を踏み、そこから商品やサービスを購入した場合にあらかじめ設定された単価（金額）が広告掲載をしたサイト主に支払われる仕組み。
（例：販売価格 10,000円の教材 報酬単価５％の場合→ 広告を貼ったサイト主に500円の報酬。）
クリック型
ユーザーがアフィリエイト広告を踏んだだけ、つまりクリックしただけで広告掲載をしたサイト主に報酬が支払われる仕組み。
こちらの場合、成果報酬型よりも当然単価は下がりますが購入に繋がらなくとも報酬を得られるというメリットがあります。
（例：報酬単価１クリック５円 100回クリックされた→ 広告を貼ったサイト主に500円の報酬。）
成果報酬型＋クリック型の複合型
上記の成果報酬型とクリック型とを併せた広告も数多く存在します。
また、同じ商品でもその広告を扱うASPが異なれば単価や報酬の形は違ってきます。
ASPごとに取り扱う広告は様々なので自身のサイトにあった広告を選定するためにも主だったASPには登録しておくようにしましょう。各ASPが取り扱う広告には即時に自身のサイトと連携できるものもあれば審査を経てから連携できるものなど様々です。
お勧めASP
ここで様々なジャンルを扱うお勧めのASPサイトと定番となる物販系アフィリエイトを紹介します。
下記リストのASPはアフィリエイターの多くが登録しているものになりますので、これからアフィリエイトを始める初心者の方は全て登録しておきましょう。
- A8.net
- バリューコマース
- afb
- Amazonアソシエイト
- 楽天アフィリエイト
- もしもアフィリエイト
Googleアドセンス
Googleが提供するクリック型のアフィリエイトになります。
他のアフィリエイト広告とは異なり、貼り付ける広告の内容をサイト主は選べません。
なぜならGoogleのAIがサイトに訪れたユーザーが興味を持ちそうな広告を適宜判断して掲載するからです。クリック単価は20円～30円と言われていますがGoogle側の評価により上下があります。
導入するには審査があり、その基準はブラックボックスですが審査をパスするにはGoogle側にとって好ましいサイトでなければいけません。Googleの定めた禁止事項には触れないようにしましょう。
アフィリエイトの始め方
独自サイトを作って始める
サーバーをレンタルし、独自のサイト（ブログ）を作成して始めましょう。
こう聞くと専門的で難しそうに思えるのかもしれませんが実はそんなことはありません。今日ではプログラミングやWebの知識が無い方でもブログやサイト制作を簡単に行えるサービスを整えたレンタルサーバーが多く存在するからです。このようなレンタルサーバーを契約してCMS(WordPressなど)を導入することで誰でも簡単にアフィリエイトを始められます。
レンタルサーバーの利用料金は月額で約５００円～千円前後が一般的、、サイトやブログを制作するツールであるWordpressは無料となっています。
無料コンテンツ（SNSなど）をお勧めしない理由
実はSNS（Instagram、Facebookなど）でもアフィリエイトの実装は可能ですが各ASPが用意しているSNS用の広告はまだ種類も少なく充実はしていません。それにSNS側もアフィリエイトに対しては多くの制限を課しています。
また、無料のブログ制作ツール（Wixなど）ではアフィリエイトを実装するには有料版に切り替える必要があります。
決定的なのは、これら無料のコンテンツはアフィリエイトに関する条件や制限がいつ変わるか分かりませんし、それどころかコンテンツ自体が消滅してしまう恐れもあります。もしもそうなれば苦労して構築した仕組みや増やしたフォロワーの数も意味がなくなります。